現在ミャンマー、ヤンゴンで開催中の翡翠をメインとしたオークションの情報が入ってきました。
弊社ミャンマー人スタッフからの報告です。
翡翠ロット数8000以上とオークション始まって以来の大量のロット数で良いものを中心に予想落札価格よりも高く落札されるものが多い。
オークション最終日に近くなると高額ロットのものが多くなるのでその落札価格がどのくらいになるのか注目されるところです。
中国の経済成長率が高いとメディアで報道されるのを裏付けるように翡翠業者の買い意欲は確実に高まっている。
ミャンマー人は翡翠を出品するだけでなく入札することもできますが今回はなかなか買えない。
中国人を主とした外国人がより高い価格で応札するからという。
9月マンダレーでの中国人の買いっぷりからも感じていたことなのですがどうやら“本物”のようです。
ところで本日、予約していたクリスティーズのオークションカタログが届きました。
12月1日、香港で開催されるジュエリーオークションで翡翠製品も多数出品され動向を知るためには欠かせないものです。
今回目立つのは黄色、緑、白と3色入りのバングル、仏像のいわゆる福禄寿。黄色のみのバングル、などであり一時に比べて氷翡翠が少なくなっていること、品質の割には予想落札価格が高めなこと。
何も予想落札価格でないと落札できないわけでもないのだが・・・・・。
以前は東京銀座で下見が出来たのであるが今回も東京での下見はできないとのこと、ほんとに残念です。
これも景気の影響からか相対的に日本人の落札者が少なくなっていてやむを得ない現象の気がします。
日本の宝石業界も静かな変革の時を迎えているようです。
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