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奥ゆかしい翡翠(2009/09/04)

奥ゆかしい宝石と言ったら翡翠がぴったりなのではないでしょうか?

同じ緑でもエメラルドとは違う。

もちろんルビーやダイヤモンドに奥ゆかしさという感覚はない。


逆にきれいに装うのにふさわしい宝石といったらダイヤであり、ルビー、サファイア

エメラルドです。

したがって自分が主役の時、注目を集めたい時などにはふさわしい。

盛装してお出かけの時にももちろん似合う。


何故なんだろう?


ひとつには宝石の光の鋭さがあります。

自然界では少ない小さくて眼を射るような鋭い光は見る人に強烈な印象を与えます。


ナポレオンが自らの戴冠式の時、たとえろうかんの翡翠を知っていたとしても指輪には

エメラルドを選んだに違いなかったでしょう。


翡翠の光は強烈さはなくやさしく包み込むような慈光という感覚です。


日光がダイヤモンドとすれば月光は翡翠といった感じです。

翡翠は小さな結晶の集まりであり、翡翠に入った光は結晶面で反射を繰り返し戻ってくるのです。

ちょうど翡翠の内部がフイルターの役目をしているといっていいでしょう。


目にやさしいという緑の翡翠に限ってもひとつひとつ違うといっていいほどバラエティーに富んでいます。

一人ひとり感性が違うように好きな色が違っても好みの色が見つかる率が高いのです。


また 明るいところで装う機会の多い方は濃いめの色を、そうでない時にはうすめの色を選ばれるのがいいでしょう。


翡翠はダイヤモンドに比べ目立たないが暖かみと知性を感じさせる宝石という一面があります。


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 昨日 思いがけなく初期のティファニー・セッティングの指輪を見ることが出来ました。

作られたのは19世紀。末シンプルながらも品性のある指輪に魅了されました。

6本爪のどこからでも光を取り込むセッティングはダイヤモンドに革新をもたらしましたがこのセッティングが考案されたのは1886年です。


この年はビルマ全土がイギリスの植民地になった年でもあります。

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