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ミャンマー行ってきます! ろうかん(2009/09/17)

突然ですが明日から8日間ミャンマーに行ってきます。

今回は何かと所用のある家内を残してのひとり旅です。


今回はヤンゴンで仕事をしている同年輩のSさんとヤンゴン大学で日本語を教えているKさん(ミャンマー人)と一杯飲みながらとりとめのないお話をするのが楽しみです。(もちろんマ・ピューも一緒です)

Sさんのおじいさんは戦争でミャンマーに来て大勢の兵隊さんを指揮していたのですが仏教遺跡で有名なパガン付近で非業の最期を遂げたとのこと、10年ほど前からヤンゴンに居を構えていて元気に仕事をされています。

おじいさんに惹かれてミャンマーで仕事をするようになったんだとご本人は行っていますが。


Kさんはお話好きなおばさんで授業は非常に厳しく生徒さん達から大変恐れられているとか・・・。

実はこの先生に翡翠のことについてミャンマーの文献があったら探しておいてほしい、訳してほしいとお願いしてあるんです。

しかしながら中間報告では「翡翠のことをミャンマー語で書かれた文献は大変少ない、あっても質が悪い」と聞いていますのであまり期待できないかなと思っているのですが関連した情報が聞けるのではとそれでも期待しているところです。

翡翠鉱山はミャンマー国内にありますが関係する人は中国人ですから文献が少ないのもやむを得ないところもあるのですが。

しかし世界的に有名な翡翠鉱山のことがミャンマー語の文献が無いことに一抹の寂しさを感じるのは私だけではないかもしれませんね。


翌日はマンダレーに飛びます。

翡翠ももちろん探したり作ってももらうのは当然ですが今回は別の仕事もありまして行くわけです。

また、「人センター」の先生、畜産関係のお仕事で現地指導されている北海道のM獣医師にお会いするのも楽しみです。


お土産話は帰りましてからまたここの場所を借りましてご報告いたします。


さて、翡翠のお話 ですが本日は 「ろうかん」についてちょっと書かせていただきます。

最高の翡翠であるロウカンのことはそんなに簡単ではないのですが今回は概略辞書を引用しながらご紹介します。




ろうかん(琅


「ジュエリー用語辞典」には

「良質で透明度の良い緑色のジェイダイトを表す用語」とあります。

最高級の緑の翡翠を表す言葉でエメラルドグリーンの透明度の高いものとほぼ同じ品質のものです。また、ミャンマーでは緑の最高品質を表す言葉としてインペリアルジェイドという言葉がありますがこれもほぼ同じと考えていいでしょう。

しかし、拡大解釈して緑で透明度があるものをいう場合も多々あります。


「大漢語林」

玉に似た美しい石。

美しい竹の別名

仙界にあるという木の名

美しい文章。佳文


琅琅(ろうろう)

玉や金属が触れ合ってなるさわやかな音の形容。

清らかなたとえ


「ジュエリー言語学」

  暗緑色または青碧色の半透明の硬玉。また美しいもののたとえ。翡翠(jadeite)の最高品質のもの。

  青々とした美しい竹。そこから美しい文章。


この言葉は、もともと中国語の「老坑(ラオカン)lao-kang」すなわち「古い採掘坑」からでここから良質の翡翠が産出したことから言われた、との説があるが下記のような異説がある。「琅」は「澄み切った色をした宝石」。「かん」は「棒状の玉の装飾品」



「宝石宝飾大辞典」


ろうかん


 良質で透明度の良い緑色のジェダイトを指す用語であるが、本来は必ずしも最良質を意味していない。

しかし日本では、しばしば最良質を示す言葉として使われている。



 ということで 多くの場合、「ろうかん」は緑の最高の品質のものを指す言葉としてほぼ定着していますが

 幅広く解釈して使われていることがありますのでご注意された方が良いでしょう。


 それでは行ってきま~す。

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